【作例あり】一眼レフのレンズって結局何を選べばいいの?【カメラ初心者】

写真の表現の幅は、レンズによって決まると言われているほど、レンズ選びは重要 です。

僕もそうでしたが、初めのうちはどんなレンズが良いのか分かりませんよね?

「え、単焦点レンズってズームできないの?絶対不便…」とか「カメラとセットになってるレンズでいいよね!」という感じでした。

そこで、初心者でも分かるようにレンズの選び方をお伝えしていきます。

記事の最後の方に作例を載せてあります。

この記事でわかること

  • レンズの種類
  • 用語の説明
  • レンズの特徴

先に結論をお伝えすると

ボケ感を楽しみたいなら単焦点レンズ 一択!
けど、旅行とかでなるべく荷物を減らしたいならズームレンズ も便利!
カメラとセットになってるレンズは安いし、軽いけど、すぐに満足できなくなります。

です。

それでは、詳しく見ていきましょう!

レンズの種類は多くて迷っちゃいますよね。

各メーカーごとに微妙に違ったりしますが、おおまかに以下のように分けられます。

レンズの種類

  • 単焦点レンズ(広角・標準・望遠)
    →ズームできないけど、ボケやすい
  • ズームレンズ(広角・標準・望遠)
    →名前の通り、ズームできる

さらに以下の2つも存在します。

  • マクロレンズ
    →小さな被写体を大きく撮れる
  • 魚眼レンズ
    →超広角。歪ませて広い範囲を写す

まずは広角、標準、望遠のお話です。

これは焦点距離によって分けられています。

焦点距離って?

50mm、200㎜などのように単位がmm で表されます。

レンズによって表記が異なり、
単焦点の場合は「50㎜」のように
ズームの場合は「70-200mm」のようになっています。

主に

  • 35mm以下→広角レンズ
  • 50mm前後→標準レンズ
  • 85mm以上→望遠レンズ

と分類されますが、厳密な定義があるわけではないのでだいたいわかっていれば、問題ないです。
これに加えて、超広角や超望遠が増えることもあります。

ここから先は、それぞれの特徴をお伝えしていきます。

広角

  • 手ブレしにくい。
  • 画角が広い。
  • 遠近感が強調される。
  • 写真全体にピントが合いやすい(被写界深度が深い)ので、ボケにくい。

YouTuberのように部屋で撮影したり、風景やアーティストのライブを臨場感あふれるように撮れます。

望遠

  • 手ブレしやすい。
  • 画角が狭い。
  • 背景が迫ってくるような印象になる。
  • 被写界深度が浅く、ボケやすい。

ポートレートでプロっぽく撮れたり、遠くに飛んでる飛行機を大きく写せます。

単焦点レンズ

  • ズームができない。
  • ピントが合う範囲(被写界深度)が狭いので、背景をボカした写真が撮れる。
  • 絞りを開ける(F値を小さくして撮影する)ことでシャッタースピードを早くできる。
  • レンズの構成枚数が少ない(構成が単純)ので、軽量なものが多い。
  • レンズの構成枚数が少ないので、色がズレてぼやけたように写る現象(色収差)や歪みも起こりづらい。
  • ハレーション、フレア、ゴーストなどの光によって起きる現象を抑えられる。

ズームレンズ

  • ズームができる。
  • F値が大きい(暗い)レンズが多い。明るいレンズは非常に高価。
  • レンズ構成枚数が多いので、大きく重いものが多い。
  • レンズ構成枚数が多いので、色収差や歪みが起こりやすい。

マクロレンズ

  • 小さな被写体をとても大きく写せる。
  • 非常にボケやすい。
  • 手ブレや風でピントがずれやすい。

大きく写せるかどうか(最大撮影倍率)はレンズによって違います。倍率が等倍になるほど大きく写すことができます。

魚眼レンズ

  • 超広角のため、被写体が大きくても全体を写すことができる。
  • ゆがんで躍動感があり印象的な写真になる。
  • 構図が似てしまい、同じような写真になりやすい。

ここから先は知っておきたいポイントをまとめてみました。

  • マウントって?
  • マイクロフォーサーズって?
  • 35mm換算って?

マウントって?

レンズとカメラ本体をつなげる部分 のこと。

同一メーカーでないと基本的に規格が合わないため、レンズをつけられません。

同じメーカー内でも規格が異なる場合がある

例えばCANONですが、
EF・EF-S・EF-M・RFマウントと4種類あり、対応マウントでないと基本的に使うことができません。
わ、わかりにくい。。

違う規格でもアダプターを使えば装着できる

マウントアダプターという部品を使うと異なるマウントでも装着が可能になりますが、手ブレ補正やオートフォーカスが機能しなくなる場合があるので、注意が必要です。

マイクロフォーサーズって?

オリンパスとパナソニックの2社が共同開発したマウントです。
2社から販売されているのでレンズの種類が多いです。

35mm換算って?

フルサイズ機を基準にした焦点距離。
センサーサイズがAPS-Cやマイクロフォーサーズの場合には焦点距離が変わります。

APS-Cは1.5倍(CanonのAPS-Cは1.6倍)
マイクロフォーサーズは2倍相当になります。

つまり、センサーサイズが小さい機種の方が望遠に強く なります。

例えば、35mm換算で50mmのレンズの場合、
APS-Cだと50mm×1.5倍=75mm相当

マイクロフォーサーズだと50mm×2倍=100mm相当

という様にイメージセンサーの大きさで焦点距離が変化します。

得意なシーンの例(作例あり)

ここで載せている作例は全てCanonのAPS-C機で撮影しています。そのため35mm換算する際に1.6倍をしております。

広角

アーティストのライブや風景を撮影するとき。

橋杭岩での朝焼け
SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM(8mmで撮影 / 35mm換算12.8mm相当)

望遠

飛行機や野鳥などを撮影するとき。

ただ、野鳥をアップで写したいなら望遠ですが、大量の鳥を風景として収めたいなら広角になりますね。

伊丹空港の飛行機夜景
SIGMA 70-200mm F2.8 DG OS HSM(200mmで撮影 / 35mm換算320mm相当)

単焦点

ボケがキレイに表現できます。食べ物や雑貨、ポートレートにオススメ。

茨城県のれんこんカレーラーメン
SIGMA 28mm F1.4 DG HSM | Art(35mm換算44.8mm相当)

マクロ

花や虫など小さなモノを大きく撮影したいならマクロがいいです。

浜松の桜
EF100mm f/2.8L Macro IS USM(35mm換算160mm相当)

等など、レンズによって表現の幅が大きく変化します。

おわりに

いかがでしたか?
この記事を参考にレンズを選んでもらえれば嬉しい限りです。
質問があればTwitterでいつでもお受けしております。